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パラオ共和国

海と空に囲まれた島パラオ
話には聞いていたがその言葉通り、視界に入るのは限りなく広がる水平線と抜ける様な青空、そして、模様の様に飾られた白い雲。
その広々としたロケーションの中に無造作に点在した島々。
まるで一枚の絵画の様だ。

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コロールに滞在は今回が初めて。
前回は、このもう少し先にある「カープ・アイランド」に一人で(友人達のドタキャンがあったせいだが)滞在した事があるが、その時コロールからスピード・ボートでガンガン進むものの余りの広さにまったく景色が止まって見えた記憶がある。

多くの日本人ダイバーが訪れ、有名なダイビング・ポイントであると共に「ペリリュー」では数名の日本人ダイバーが命を落とし、しばらくダイビングが禁止の状態が続いた事を記憶している。

確かに、潮の流れは厳しい。
日本の湖の様な海になれているダイバーにとっては、恐怖以外の何者でないだろう。
しかし、まったく潮の当たらない時もあるので、そんなパラオを知っている人はある意味かわいそうかもしれない。

PALAU 日本の南の海から約3,600Km離れた西太平洋上に位置する無数の島々の集まり。
パラオ語では『ベラウ』と呼ばれている。
第一次世界大戦の日本統治領時代には「パラオ松原」とも呼ばれた程に小さな島々の集合体である。
そのほとんどの島は無人島。
中には「カープアイランド」の様に個人所有の島もあるが、観光用に名前をつけている「猪木島」(アントニオ・猪木さん所有の島)。
島の作りは、野菜のブロッコリーを並べた様な形をしていて、島のほとんどは波の浸食作用で削られて、いつかは折れてしまうのでは?と思う程細くなっている島もある。

全ての島は緑に覆われ、木々の緑、空の青、白い雲、青い海、白い砂・・・それぞれの色がハッキリと色の自己主張をしている。

住民の多くは、ミクロネシア語を使用しているが、英語も公用語として通じる。
ミクロネシア語の音感は「パ行」「ラ行」が強く聞こえる為に耳に届く音としては「パパラリポピ♪」・・・と鳥のさえずりの様に聞こえる。

住民は大戦中の日本統治の名残か、日本人も多く見受けられそのほとんどが沖縄出身で、レストランも沖縄料理が目に付いた。
そして平和な島に戦争の名残が見え隠れする。
青い波間に見え隠れする鉄の残骸…戦艦の成れの果て。
海の底には「ゼロ戦」も横たわり、観光名所のひとつにもなっていて「ゼロ戦ポイント」とも呼ばれている。
シュノーケルでたどり着ける程の浅瀬ではあるが、なんとも。。。
by supika_bagus | 2004-02-12 23:59 | パラオ共和国

パラオ共和国 1

2004年2月12日

日本からグアム経由パラオへと向かう。
たどり着いたグアムは、土砂降りの雨。。。行く先が案じられる。
待ち時間、カフェでビールを飲んでいると他のテーブルにいた連中が暇を持て余して寄って来た・・・が、ビールの値段を見て「こっちの方が$1安い!」と飲み始める。ほんの20m程離れた距離で$1の差とは。。。
4時間も・・・と思っていたトランジットも思っていたよりも短く感じられた。
まぁ前回は一人だったから暇と言えば暇だったか。。。

乗り継ぎの飛行機に乗込みパラオに到着。
雨だ。。。
雨 = 日が射さない = ブルーコーナー内が暗い = 楽しくない の方程式が一瞬のうちに成り立った。。。

現地の時間は深夜。
(日本との時差がないので楽。)
朝の事は朝悩もう・・・とそれぞれの寝室へと引き上げていく。




曇天。
朝食を食べに近くのレストランへと足を運びながら、まぁ雨よりはましか。。。と無理やり自分を慰める。
外には犬がやたらと歩き回っている。
見た目は野良犬。

本日のダイビング・ポイントはジャーマン・チャンネル
いきなりマンタ狙いのポイントへ行く事になった。
この「ジャーマン・チャンネル」も大戦の名残。
ドイツ海軍の戦艦の航路として珊瑚を削り作られた道である。
今ではこの場所にマンタがクリーニング・ポイントとして現れる様になりダイバーを楽しませている。
なんとも皮肉な話である。
さて、潜ってみると大はずれ~!
魚の種類さえ数える程しかいなかった。
イソマグロ・・・(これはパラオからの輸出が有名)これなら、伊豆にもいます。。。

次のポイントへと移動中に、ハシナガイルカの群れに遭遇。
日本の海でよく見かけるバンドウイルカよりも体が細身で口先が尖っている。
かなりの時間ボートに付いて来た。
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次のポイントはシャンデリア・ケーブ
ロツクアイランドの内部にあるポイントで、水中鍾乳洞・・・とでも言うのか、海の中からでしか入る事は出来ない。

ポツカリと開いた洞窟に向かって泳いでいく。
まったく光の届かない真っ暗闇。
太陽の光が届かない暗闇の世界の為、プランクトンさえいないかのように澄み渡った水であるはとは、水中ライトが照らす光の帯から伺える。
濁った海は光さえも遮断するからである。

ライトの光から目をそらすと何も見えない。
洞窟の内部もどのような形をしているのかも分からず、恐々と延ばした手さえも暗闇に飲み込まれて行く。

ただひたすら、先頭のガイドの灯りを頼りに何も考えずに泳いでいく。
閉所恐怖症の人には絶対に無理。
しばらくして突然水面が現れた。
浮上して空気を吸ってみる。
空気の動きが無い為か、妙に生暖かい。
天井に向かってライトを照らした見た。
絶句。。。。
あたり一面が鍾乳洞で囲まれている。
天井から氷柱の様に垂れ下がるモノもあれば、水底から伸び上がる様に突き出た形のモノもある。
全体にクリーム色をしていているが、時折ライトの光に照らされた色合いは金色を帯びる。
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初めてここを訪れた人は総じて息わ飲むと言う。
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確かに・・・海底にこんな世界があろうとは。。。
しばしの静寂の後に歓声が響き渡った。
・・・狭い空洞だから声が響いてうるさい。。。
しかし、いくら見ていても飽きることのない風景であった。
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by supika_bagus | 2004-02-12 00:01 | パラオ共和国

パラオ共和国 2

2004年2月13日

起床 朝の4時。
・・・・真っ暗。。。
ふっと、学生時代の朝練を思い出した。
まぁいつもの事だが、体育会系の我がボスが主催するツアーはこんな感じか。。。

真っ暗な中、ボートの上では懐中電灯の灯りを頼りに機材のセッティングを進める。
聞こえるのはタンクがぶつかる音とボートに当たる波の音だけ。
静かである。
総勢11名、いくらベテランと言えどもこの暗闇の中でのセッティングなので気を抜けない。
口数も無く真剣である。

まだ、太陽か昇らないので空気はひんやりとしている。
ボートが動き出すとかなり風は冷たい。

暗闇の中走り出すボート、キャプテンの感が頼りともいえる運転である。
日の昇らない海で見える範囲なんぞたかが知れている。
その時、本当に静かに太陽が昇り始めた。
真っ暗な空の一部が黄色く色づき始める、日没とは反対に非常にゆっくりとゆっくりと太陽は昇り始める。
まるで周りを確かめるかの様にゆっくりと。。。
群青色の空とオレンジ色の太陽のコントラスト。
空に伸びる光の帯。
到底言葉では言い表せない光と色の競演の始まりである。

そして、今日一日が始まる。
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午前7時 これから潜るポイントに到着。
混雑を避けて早く出てきた甲斐があって、他にボートは何も居ない。

ポイント名は『ブルーコーナー』 パラオでもNo.1の人気あるダイビングポイントである。
大物との遭遇確立が高く、いつでもダイバーがひしめき合いのんびりと魚を見物…等と言うわけにはいかない。

皆の期待も高まり、順々に海へと入っていく。
入った途端お目にかかったのは『バラクーダ』、和名は『オニカマス』。
全長約60cm程ある、近くに寄ってくるとちょっとゾッとする大きさだ。
気性の荒い魚ではないが、集団で円陣を組むようにグルグルと回りながら泳ぐ姿は間近で見ると迫力がある。

体の割には大きな目、獲物を漁る様に絶えず動き回る瞳は何となく不気味である。
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そして次に出会ったのはパラオ名物の『ナポレオンフィッシュ』。
堂々たる泳ぎっぷりからこの名前がついたらしいが、その中味の性格は、かなりの食いしん坊で人懐こい魚だ。
和名は『メガネモチノウオ』目の横に入った模様からこの名前がついている。
by supika_bagus | 2004-02-12 00:00 | パラオ共和国

パラオ共和国3

<現地料理について>

ナポレオンフィッシュ・・・
現地では食べます。

丁度この時期、日本ではパラオナポレオンの料理が特集されていたそうだが、せっかくなので現地のレストランで食べてみようとメニューを見たところ・・・「ナポレオンのくちびるの煮付け」。。。唇か いくら考えてもおいしそうではないって。。。
そこで妥協して注文したのが、「刺身」
味は白身でやや水っぽく…(冷凍の刺身の解凍を失敗して少々ぐちゃっとなってしまった。。。)と言う感触で、どう褒めてもおいしいとは言いがたい。

シャコ貝も色々な調理方法で出てきたけど、素朴にバター炒めがおいしかったかな。
これも、貝が大きかった為か刺身は…パス。。。

パラオで№1の料理と言えば!!!!!



こうもりスープ・・・・・高級料理だそうです。

実際注文してみましたが。。。。はい…入っています「こうもり」が。
スープの入っている器に手のひらサイズのフルーツこうもりがべたぁ~っと羽を広げて浮いています。
これを取り出して食べるのですが……一番おいしいのは「脳みそ」だそうです。(現地人のガイド発言)
スープ自体の味付けは、ん~可でもなく不可でもない…と言ったところでしょうか。
スープを回し飲みしていたのですが、手許にたどり着いた器の中にフッと目に止まったは・・・
こうもりさんの手黒いおててがプカンとありましたので、取り出してグラスに引っ掛けてみるとちゃんと引っかかるw
割としっかりしているので指にも引っかかりますw
・・・・・・・不気味だ。。。。

と、一通り目ぼしい料理を口にしたけどまだ皆の胃袋は満たされず、現地で日本人が経営している店で雑誌等にも結構紹介されている店があったので席を移すことにした。

ブラブラと散歩がてら歩いていると、その小奇麗な店に到着。
店に入ってみると妙にきれいなんです・・・南国の雰囲気は何処へやら、じゃぱん!しちゃっているんです。。。
席についてもなんか落ち着かず…
メニューを見ると…高い。。。
ちょこっと食べて早々に退却しました。。。おいしくない
雑誌に掲載されててこの程度じゃね~。。。。。

お腹は膨れても、気持ちが膨らまず。
店を出たすぐ隣がカレー屋さん。
インド人経営 ふむ。。。本場の香り???
香りに釣られて店へと入っていきます。
と・・・・・・すご~い豪華な店の造りです。
思わず入り口に立ち止まったまま 「この服装で平気ですか?」と聞いてしまいました。
Tシャツ、短パン、ビーサン姿の面々。

黒いスーツを着た店員は、満面の笑顔で席へと案内してくれた。
女性はサリー姿です。
絨毯を敷き詰めた店内の色調は赤と黒。
灯りはシャンデリアが煌いています。

メニューを見てみると、さすが本場、カレーの種類の多いこと!
何種類か頼み、皆でワイワイと食べることにします。
ナンが大きくておいしい♪
カレーも辛いものから普通に食べられるアーモンド風味のものや、数えただけでも6種類は食べたかな?

この店は評判だったらしく、入ってくる日本人客をエスコートしてくるのはDivingShopのスタッフ達です。
彼らが皆口をそろえて言うのは
「この店は量が多いので、注文に気をつけて下さい」
ご親切にありがとうございます。
このテーブルは足りていません
普通の二倍は食べる連中ですからw

満腹満足な気分で店を出ると、私のバカ師匠の一言
「ラーメン食いに行かない?」
この言葉をスルーしてホテルへと戻ります。
雨がしとしと降っています、明日晴れるといいな。。。
(翌朝聞いたところ、数名はラーメン食べたそうで・・・)
by supika_bagus | 2004-02-11 23:59 | パラオ共和国

パラオ共和国4

話が脱線したので戻します。
このナポレオンフィッシュは、パラオでは珍しい魚ではない。
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以前、観光用に餌付けをしたナポ君が観光ダイバーに噛み付いた…という事件がおきて、そのナポ君は殺された(食べられた?)と言う話しを聞いているが、今でも客寄せ用のナポ君がいた。

もともとの性格なのだろうか、ナポレオンフィッシュと言う魚は食いしん坊の部類に属す。
色の判別が出来るのだろう、パラオのナポ君はバナナで餌付けされているらしく、私の黄色のフィンが気になるらしくついてくる。。。
私が、時折腹ばいになって魚を観察していると、フィンを小突いてくる。。。(食うなよ……

そんな中、あるパーティがこちらに向かって泳いで来た。
現地のインストラクターらしいガイドがナポ君を呼び寄せ抱きついた。。。。。。
そして、キスシーン。。。
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観光用と言ってもここまでやるか。。。

海中の魚の体は寄生虫等から粘膜によって保護されている。
日本の海では逆だが、海外の多くは魚の保護の為、触れない為にグローブの着用を禁止している場所がある。
パラオはどうだったっけ。。。。。。普段グローブをつけない私ですので。。。。

と言うことで、魚の体を触りまくるのはよくない事なのです。
だから、このシーンを永遠と見せ付けるインストラクターに好感は持てませんでした。

では、何故ナポ君はされるがままに逃げないのか・・・
前に進もうとする習性のあるナポ君の口先を何気なく遮っているんです、このインストラクターさん。
なので泳ぐことが出来ず成すがまま。。。
見た目は随分となついている様に見えますよ、そりゃ~
抱きしめられたまま大人しくしているんですから。

まぁそんな機嫌の悪さを察知したのか、インストラクターが手を放すとナポ君は大急ぎで泳ぎ去りました。
しかし・・・大きなナポ君だった。。。



朝早くから潜り始め、適度に運動すればお腹も空くし、眠くもなります。
ここはひとつ 飛びっきりステキな島でのランチを希望!
ガイドは心得た様に船を走らせた。

エンジン全開。
ゴーッと唸りを上げるエンジン音と波しぶき。
空は真っ青に晴れわたる。
海の色は深さに合わせ様々な青色を見させてくれる。
ぼけ~っと船べりに寄りかかり心ここに在らず。

エンジンが静かになり始め船の速度がガクンと落ちる。
一つの島が段々と近づいてきた。
真っ白な砂と椰子の木!!!
これこれ!
まるでポストカードの様な風景。

島に上陸しながら受取ったお弁当を片手にお気に入りの場所探し。
休憩場所になっているらしく、一応木で作られたベンチ、テーブルがある。
(気をつけて座らないと、ガタンとなったりしますが)
360度見渡す限りの風景に満足しつつ、パラオで人気のお弁当屋さん『ふじ』の包装紙をペリペリはがし、割り箸をパッチン!
黙々とご飯をほうばる。
パラオに居て「幕の内弁当」。
美味。

お腹がいっぱいになれば、眠くなる。
眠くなったら寝る。
なんと単純で幸せな行動だろうか・・・
今までベンチだった場所がベットに早や換わり。
ごろりと横になり目を閉じると、聞こえるのはザザ~ンと言う波の音だけ。
気持ち良過ぎる。。。

ウトウトとまどろんでいると、顔がチリチリする。
嫌々ながら目を開けてみると、太陽が真上にあった。
木漏れ日ながら、その日差しは強い。
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仕方が無いので寝床の移動。。。



日陰が見つからない。。。。

仕方がないので浜辺を散歩。
椰子の実がコロコロと転がっていて、中には芽吹いているものもある。
でも・・・波うち間際なんですけど ここって。。。
木に育つ前に波にさらわれちゃう様な気がします。
元気に育てよ~
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太陽はジリジリと背中を焼いています。。。

                                                    



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日が昇れば 日は沈む
本日は夜明けから日没まで たっぷ~りと遊びまくりました。
ぐっすりと眠り、そしてまた明日は潜りまくるぞ!!
と 沈み行く太陽を缶ビールを片手に眺めつつ。。。
こりゃ 日本に戻って社会復帰は難しいな~
by supika_bagus | 2004-02-11 23:58 | パラオ共和国

パラオ共和国5

そして 2004年2月13日

ダイビング・ポイント
【ブルー・ホール】


その名の通り『青い穴』。
はい 本日も4時起きです。。。

穴・・・・
パラオに浮かぶ島々の中には空洞の島も多く見受けられる。
前回潜った【シャンデリア・ケーブ】もそうだが、ぽっかりと穴があいている。
この【ブルー・ホール】も水面近くの岩にぽっかりと穴が開いており、そこから水底に向かって入り込んでいく…と言うコースなのだが、潮の当たりがきついらしい。
ガイドが 「潮(カレント)を避けて側面から穴へと入り込むように。」 と、指示を出してきた。

う~む…透明度が良いので、どのくらいのカレントなのかよくわかりませんが・・・・泡が真横に流されているかな?
黙々と準備しながら一緒に潜るバディ(ダイビングは『バディ・システム』と言って、必ず2人ペアで潜るというお約束がある。)を確認。
たっちゃん(バディ) 少し緊張してるかな? 口数が少ない。

エントリー開始。
順番に海へと入っていく。
たっちゃんの空気消費量が気になるので一番最後にエントリーする事にした。
(この時点では、覚えていたのに。。。。)

ガイドについて進んで行くも、横に流される。
エントリー時の注意として、「ホールの外には出ないように。」と念を押された。
確かに水底近くでこの流れとなると、水面付近は持っていかれるな(体ごと流されるの意味)…と納得。

岩の下へと向かってどんどん潜行して行く、潜行速度に「耳抜き」がついて行かれず耳に痛みが広がるが…このカレントで停止する事は不可能なので、出来るだけ潜行速度を抑え、ドーム内で調整する方法を取ることにする。

海の色は鮮やかな青から灰色がかった重たい青色へと変化している。

洞窟内は天井がドーム状になっている。
水深は20m あまり長居できる場所ではない。
上に向かって4方向に穴が開いている。
この中で集合時間を決めてバディ毎自由行動となった。

海面から差し込む光が、暗いドーム内へ光の帯を届ける。
外海よりプラクトンが少ない? 暗いせいかもしれない。
なので魚の姿もほとんど見ない。
居てもマツカサウオ系くらいかな…
上を見上げると光の反射がきれだ。
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一つ一つの穴を見学。
音がしない。。。
聞こえるのは自分の吐き出す泡の音くらい。
ふらふらと漂いながらお散歩
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ぽよよ~ん (友人が撮影してくれた私です)

上の方に見える穴に近づいてみる。
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潮当たりが強いのがよくわかる。
ゴーッとかすかに潮鳴りが聞こえる。

余りに静かなので、まったり。

ハッ! たっちゃんは何処??
慌てて探す。
上の方の岩にお座りしている。
この時、すっかり集合時間の事が頭から忘れ去られていた。
あず姉(私の所属先の店のインストラクター)がライトを片手に探しに来た。
ライトシグナルで初めて集合時間の事を思い出す。
やば…過ぎてるよ。。。

後で聞いた話し。
バディのたっちゃんが岩場にお座りしていたのは、残圧(タンクの中の空気の量)が心配だったので、浅瀬にいたそうです。。。
ごめんなさい…私は極端に空気の消費量が少ないんです。。。
あまりに気持ちよかったから、戻るの忘れてました。。。
あず姉 「姉さん(と、店では呼ばれている、私)の残圧に付き合ってたら、たっちゃんが死んじゃうって…」
う~ ごめんなさい><゜゜゜
やさしいたっちゃんは、「いや 一緒にいると安心ですから。」とニッコリ フォロー。
やさしいなぁ ホント。
取り合えず、今回のパラオ参加には初心者さんも混ざっているので、年数的にも私は初心者さんのアシスタントに回るわけで、こう言葉を頂けるととてもうれしいのです。
by supika_bagus | 2004-02-11 23:57 | パラオ共和国

パラオ共和国6

お昼
『ロングビーチ』お昼休み。

化粧品のCMなどでよく撮影場所に使われる島。
ロングビーチ・アイランド
満ち潮の時にはわからないが、引き潮になると島と島が繋がるらしい。

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誰もない静かな島。
また今日ものんびりとしたお昼時間を過ごせそうだ。
が、しかし・・・・
この静寂も30分と もたなかった。。。。。。

お弁当を食べ終わる頃、一隻のボートが近づいてきた。
これが問題の船
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パラオ人が降りてきて、船からお弁当を積み出している。

「お昼時だから ここに立ち寄るんだね」
などと会話をしていると、パラオ人が近くのテーブルを掃除し始めた。

「どこの国の人が来るの?」(一応英語)と聞くと、「ジャパン」。
「何人くらい?」答えは 「フィフティーン」。
と答えながらも彼らの手は休まず動いてる。
テーブルの上に積もった落ち葉を掃除したり、細々と動き回ってる。
「日本語は話せる?」(邪魔してるかしら 私。。。)
「アリガト~ サヨナラ~ 」
成るほど。。。。

日本人客が15人。
どこのホテルに宿泊しているのだろう…などと動かない頭でボケ~ッと考えていると、レジャー・ボートが一隻近づいてきた。
船から下りてきたのは『中国人』
・・・・・日本人も中国人もパラオ人からすれば同じか。。。
そして、また一隻船が来る・・・あれれ 向こうにもいる。。。。
わらわらと無人島に人が上陸し始める。

ちょっと!
「フィフティーン」じゃなくて「フィフティ」だろうが~~~っ!

あっと言う間に中国人居住区の出来上がり。
のんびりと昼寝をしていた友人は、中国人に取り囲まれる形となってしまってぃる。。。
遠慮というものが無いのだろうか。。。
いきなりの大人数と歓声が飛交い始め、その場から逃れる事とする。
が…船に戻ると、今度はシュノーケルをやってる中国人達の水しぶきがかかる。。。
居場所がない。。。。

昼寝も出来ず、船の日陰でじ~っとしていると、またまた民族大移動?
アッと言う間に大集団は去って行った。
まるで台風・・・
こんなきれいな島なのだから、のんびりして行けばいいのにね~
突然、戻って来た静寂。。。
しかし、なんか 疲れたよ。。。



せっかくパラオに来たのに肝心の【マンタ】に会っていない。
これは由々しき問題である。
パラオ = マンタ とも言われている程有名なのだから。

そして、相談した結果選んだポイントは【ジャーマン・ポイント】
さすがにガイドも気持ちに焦りが出始めたのか、ここで何とかしてマンタを見せなければ!
顔が厳しい顔になっている・・・

いるかなぁ~ ダメかなぁ~
期待半分 ドキドキしながら潜行していく。
この【ジャーマン・ポイン】も第二次世界大戦の名残の場所。
ドイツ海軍が船を進める為にサンゴを削って作った道なので、この名前が付いている。
マンタ・ポイントと呼ばれるだけあって透明度は少々落ちる。
白濁りが入ってる。
プランクトンを主食としているマンタの生息地の多くはプランクトンの発生で濁りが生じている場合が多い。





出ました!
ん~~~ 一応マンタ?
と思わず聞きたくなる様な小型のマンタでした。
サンゴの岩の側をクルクル回っています。
ホンソメワケベラにお掃除してもらっている様です。
背中には2匹のコバンザメが張り付いていますが、体の小さいマンタ君にはいっぱいいっぱい。
3匹目のコバンザメが張り付こうとして寄ってきたけど・・・・・・滑って落ちました。。。
しかし 紛れも無くマンタです!
皆、海底に着水してじ~っと見入っている。

クルクルクルクル
マンタは泳ぎ続ける。
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まだ いる。。。

ごめんなさい 見飽きてきました。。。
張り付いて見ている皆をそこに置き去りに、お散歩すると【ホワイトチップ】(ねむりぶか)に遭遇。
カメラを片手にしずしずと近寄ります。
息も止めます。
警戒心が強いんです。
よし あと1m!
息が苦しく。。。。ブハァ~




逃げました。。。

ま…マンタが主体だったから いっか。。。
見飽きた皆が浮上を開始し始めたので 続いて浮上。
プクプク…自分の吐き出す泡を見上げながら ゆっくりと浮上。
水面は暑いんだろうなぁ

プクプク
by supika_bagus | 2004-02-11 23:56 | パラオ共和国

パラオ共和国7

まぁ マンタも見たし、少しまったりしましょう…という事で、出かけた先は素潜りで遊べる【ジェリーフィッシュ・レイク】

その名の通り【クラゲの湖】(島が隆起したとき、閉じ込められた海水で出来た湖?水は海水なんですよね~ しょっぱい)
こに生息する「クラゲ」の数は。。。数えられない程プヨプヨといました。
日本人のガイドさんが注意を一言
「皆さん、ここの水は飲んじゃだめですよ~ 水と一緒にクラゲも飲んでしまいますからね~」
えっ????

現地までは木の生い茂った急斜面を登り、汗だくになりながら到着。
大きな池が見えた。
水の色はミドリ色。
ミドリに濁った水に入って行く。
水はひんやりと冷たい。
水深は5m程と聞いているが底が見えない。
池の中央に向かって泳いで下さい…と言われたので取り合えずは泳いでいく。
岸からおおよそ20m程離れた頃だろうか、小さなクラゲの姿が見え始めた。

確かに・・・スノーケルの穴に入り込みそうな大きさのクラゲがいる。。。
うっかり水を飲んだらクラゲも一緒に…の意味を納得。
しかし数は少ない。
一面クラゲだらけ…と聞いていたのだが。
チャプチャプと湖の中心へと泳ぎ進む。
が・・・「湖」だから当然つかまるモノも無ければ、休憩する場所も無い。
岸から100m。

濁った視界にいきなり大きなクラゲが見えた。
大きさき手のひらサイズ。
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その内 一面クラゲだらけになってしまった。
カラダにプヨンプヨンとクラゲが触る。
安全だと分かっていても無意識に体が逃げようとする。
…が逃げ場が無い。。。
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途端に「キャー キャー」と女の子達の悲鳴が響き渡る。

海にいるクラゲと同じく動きは活発である。
手のひらでクラゲの傘を抑える様にすると、進もうとして手のひらをプニプニと押してくる。
一面プヨプヨ プニプニ・・・
かわいいよりも ちょっと気持ちが悪い。。。
しばらく写真撮影のお付き合いをして、早々に退去する。

一度の体験で十分です。。。
by supika_bagus | 2004-02-11 23:55 | パラオ共和国

パラオ共和国8

2004年2月15日

楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
本日がパラオでの最後のダイビングとなる。
天気は
・・・なんか今回は雨が多い。。。
空一面を多い尽くす雲に切れ間は無い。

ボートに乗込む。
ボートが走り出すと、ピシピシと雨粒が肌に痛い。

今日のポイントは
【シアーズ・コーナー】 【ウーロンチャンネル】
この天気では、海の中まで届く光が弱いのでカメラを置いていく事にする。

今晩、荷造りをしつつ出立と言うこともあり、今日のダイビングはウェットスーツを干してきた。
と言うわけで、水着の上にラッシュガード短パン
海に入るなりに 「水死体だ」・・・・確かに何も覆いの無い足は真っ白です。

水温は28度
我慢出来ない寒さではない。
この【シアーズコーナー】は中々潮の流れが入り組んでいて、何故か時折妙に冷たい潮が走る。
この帯状の潮の流れを出来るだけ避ける様に泳ぐ。
冷たさ? ん~ 真夏 火照った体でシャワーを浴びた感じ?
いきなりの水温の変化にちょっとびっくりする。
海の中は残念な事に魚影も少なく、海の中までどんよりとした曇り空だった。

続けて潜った【ウーロンチャンネル】も似た様な雰囲気で皆が盛り上がらず、早々に切り上げる事にした。

浮上してみると、雨脚が激しくなっている。
そして、視界全体が白い霧に包まれていた。

ボートは真っ白な霧に覆われてしまい見通せるのも10mそこそこ。
船はスキッパー(運転する人)の目と感に頼り、霧で煙って目印に出来るものが見渡せない。
まるで飛行機で白い雲の中を船が進んで行く様な気がする。
いつになく真剣なスキッパーはさすがに無口になり、船の進行方向だけをひたすら見つめている。
ようやく視界が開けたと思ったら、もうその島はコロールだった。
さすが・・・

雨は止むことを忘れたかの様に降り続ける。
タイビングショップで用意されたお弁当を食べていると 「これが最後のパラオでの食事だね。」と誰かがつぶやいた。

飽きることなく外を眺めていたいが、荷造りをしなくては。。。
重い腰を上げることにする。
この水を含んだ機材を如何にして乾かすか・・・
ホテルのバスルームに所狭しと並べ立て、あとは時間との勝負。
皆はお土産を買いに外出していった。
この雨では外に出る気にもなれず、ベットに横になるといつの間にか寝てしまっていた。

ウトウトとしつつ 思い出す風景
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by supika_bagus | 2004-02-11 23:54 | パラオ共和国

パラオ共和国9

いよいよ出立。

パラオを深夜近くに飛び立ちグアム空港内で時間をつぶす。。。
グアム発の飛行機は、朝日の昇り始める頃だから・・・暇だ。。。
空港内のベンチに座っていると、気が付くと眠ってしまっている。
しかし、ここで眠ってしまっては飛行機の中で眠れなくなってしまって時間をつぶすのが辛い。
寝てはいけない!
と、声にならない声で自分を励ます。
が・・・・目をうつろに開いたまま寝ている気がする自分。。。
しっかりビデオに撮られてる?
後で編集カットを要請しよう。

何もしないでいると寝てしまうので…と言うより、開いている店がないのでバーでビールを注文する。
バドワイザー$3
「何飲んでるですか~?」 と他で休んでいた友人達が近寄ってきた。
「ん~ バド。 空港なのに$3だったよ」
「え~っ 俺達$4でしたよっ! チクショー」 といきなり店に駆け込んで行った。
……何もムキになって飲まなくても。。。

どうにか皆で話していたので眠りこける事もなく、飛行機の搭乗時間が来た。
いつの間にか外は太陽が昇り夜が明けていた。
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機内食食べなくてもいいのに、目の前にすると食べてしまう。。。
意外とこの機内食は好きだったり。。。チキンおいしい!
外を眺めながらモグモグ
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ふぅ~ お腹もいっぱいになったし寝るぞ~!
でも、一応上映映画のチェックをしてから寝ましょう と思い調べて見ると。。。
『マスターアンド・コマンド』ではないですか!
ラッセル・クロウの大ファンな私には寝るなんて事は出来ません!!!
シートに取り付いている小さな液晶画面を食い入るように観ていました。

映画が終了すると。。。もはや日本が近い。。。
寝てない。。。
外に広がる風景にしばし呆ける。
空が海に写っているだけなのですが きれいです。
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日本上空、なんとも埃っぽい空の色である。
パラオで見た青い空……全然違う。。。
帰って来たんだな、日本に。

南の島の物語も これでお終い。
by supika_bagus | 2004-02-11 23:53 | パラオ共和国

思いついた時だけ更新のだらだら写真館と旅日記☆


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